チルったトウフです!

チルばっかりの日常がいい!

【第7話】流れてきた思い出を、耳で追っていたいんだ

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ー 第7話 -

今日のチルった音楽は注釈からどうぞ。*1
※この記事は約3分で読むことができます。

自然と流れる思い出は、あと5年間なんどでも思い返せる


この物語の主人公は絹ごしトウフ『チル太』

彼は出会ったすべての人の誕生日を知りたいし、祝いたいと思う

偽善ハッピー野郎だ。

いや、幸せ大豆畑さんだ。

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はたけって心がなびく色しているよね。


すべての人やモノには誕生がある。


ある主観からすればそれは、『望まれない』のかもしれない。


祝いの言葉をかけることで、望まれないを消せるのであれば

そうしたほうが、世の為、トウフカルチャーのためであろう。

思い出はふと思い返すもの。だけども流れてくる『瞬間』がある。


それをちゃんと捕まえて、関係があった人との会話に取り入れるのか、

それとも、とらえきれずに断片だけで荒組みして、細かい部分は作り話として

テイストをそろえてふくらますのか

その思い出との向き合いかたによって、勝手に判断してしまっているのだ。


チル太は音楽を聴くと気持ちがスムースになって、ふと、大豆畑にいたころ

気持ちとリンクすることがある。

行ったことのない街をぶらりと散歩したときに、ふと『思い出が流れた』のだ。

それは、

学年で一番かわいくて、優等生だった子とキスがしたいがために

その子を待たせて友人の家にあるハミガキ粉を噛んで戻ってきたこと

だったり

となりの家が放火にあい、もらい火で家が半焼した彼が

塾のテキストがすべて燃えたことに喜びが止まらなくなり、

ゲームセンターに駆け込んだこと

だったり。

文通3巡目に

恋のABCをこなしていきたいね♡』

と書かれた手紙をみて、相手の恋愛偏差値に驚きながら、

手をつないだこと

だったり。
girl.sugoren.com
※恋のABCについては、他の良質な記事をはります!



どの言葉やシチュエーションとマッチしたから、そのエピソードを思い返したのか

わからないときがある。

でもそこには、『思い出が流れている』んだ。

『離れたくない!』いや、トイレ行かせてください。


チル太は、蚊帳の外にいたかった

いや、蚊帳の外だった。


エモ子は、感受性が豊か。というよりかは起伏が激しい子なのだ。

その分、恋愛経験も豊富。というよりかは、

いわば『とっかえひっかえ』である。


そんなエモ子だが、色々な相手の色に染まっていき、色が混ざりすぎて、

『メンヘラ予備軍』になったことがある。

エモ子)

ねぇ。もっと一緒にいたいよ。

ソファに寄り掛かるふたり。距離としてはゼロ距離。

これ以上一緒にいる方法を考えるとしたら、

それは『スライムになること』を検討した方がよいだろう。

エモ子)

えっ。どこいくの?まだバイバイする時間じゃないよね?

相手の反応に過剰すぎる。予備軍のなかでもおそらくメンヘラカーストの上位に食い込むレベルだ。

そう、エモ子はこのとき、ランカーになりかけていたのだ。期待の新人だ。

エモ子)

トイレいきたいの?だめ!

時に恋愛は、異次元の世界を魅せてくれる。

大人になれば、いつか気付く。

『あぁ。縛られた世界なんだな。』

でもなんだか心地がいい。

そんな感情のスタートには、エモ子も一役買っているのではないだろうか。


これは大豆畑の頃の話。タイムスリップしてあのころに戻ったわけじゃない

『思い出の流れ』を耳で追ってわかったことなんだ。

何かから帰れないとき、声をかけてくれるのはタクシー


チル太は、いまじゃはたらくトウフ

『働かざるもの食うべからず』だ。

『神風チャンプルー』の時は、アルバイトをして食いつないだ

chill-tofu.hateblo.jp
※神風チャンプルーってなに?はこちらから



いまじゃ責任感溢れる正社員だ。

データがぶっとんで終電で帰れなくなることもしばしばある。

クライアントとの会食で飲みすぎて、きづけばこんな時間。帰りに困ることもある。

ふだん歩く道を『歩けない気持ち』のときだってある。


そんなときに『タクシー』は、いつでも紳士的なふるまいで、受け入れてくれるんだ。

チル太)

今日の六本木ってこんなに混んでいるんですね。何かイベントあるんですか?

華金ですからね!そんなときはタクシーの争いもひどいもんでねぇ。

チル太)

やっぱりタクシー同士の『闘い』もありますよね。

特に込みそうな地域の夜中、終電があるかないかぐらいの時は、

『こんなに街にいたのか!?』ってぐらい集まりますよね。

そうですよ。でも結果『運』ですから。いろいろなお客様に会える。

一期一会の連続。それがたのしくて、ドライバーやっている

そんな感じです。

チル太)

つくまでには、、、

約40分ぐらいですか??

んーーー。そうですね。

いや、30分ぐらいでつくかと思いますよ!

チル太)

へぇー!はやい!

いつもだとそれくらいかかるかなぁと思ったんですが、

なんで30分でつくと、想定がたったんですか??

大概は信号待ちの時間なんですよ。

ひとつの信号に約1分かかると思ってもらえれば。

チル太)

そうなんですね!知らなかった。

まぁでも、『経験』ですかねぇ。

ここから高速入口の手前までは○○分。橋わたるまでで○○分

走るたびに、いろいろなお客様と話したことを思い出します。


タクシー運転手もまた、『思い出が流れる』のをとらえている。

もしも、おなじ気持ちを持てる人ならば

すこし寄り道するぐらいの、プライベートな話しをしたいなぁ。


社会という『鍋』に浸かり、荒波と立ち向かうチル太だった。

【次回予告】

明日のタイトルは、

『見つめる先って届かない。だから見てるんだ』

ぜってぇ、みてくれよなっ!


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*1:今日のチルった音楽はこちら!