【第9話】ネグリジェを訳すと、スクルトだ
今日のチルった音楽は注釈からどうぞ。*1
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大人になることって、すぐに変えられないことだ
この物語の主人公は絹ごしトウフの『チル太』。
彼は納豆や厚揚げ、油あげになるんだろうなと思いながら
育ったトウフだ。
トウフの未来はあかるいんだろうなぁ。
歩く道は『ハレバレ』としていた。
大豆畑のチル太)
オイラはきっと、豆乳やおからになる器じゃねーよな。
間違いなく固形として認知されるモノに変われるんだ。
厚揚げセンパイみたいになれるかな。いや、なるんだ!!
歩けど歩けど、『主役級』の諸センパイ方に、
近づくことができないことを知る。
そう、彼らは『大豆高校特進コース』に所属していたのだ。
人は寝間着(ねまき)で態度が変わるけど、トウフもおなじだろう
幼稚園のお泊り会から、中学の宿泊研修、大学のサークル合宿から
恋人とのはじめてのお泊り。
『宿泊すること』とは、歳を重ねるごとに気持ちが変わるんだ。
だが、もっと変わっているものに気づいてほしい。
そう。寝間着(ねまき) だ!
男の子であれば仮面ライダーのパジャマから、龍の入ったTシャツ。
それからハーフパンツ&Tシャツ。最後は『半裸』だ。
カラダがその勢いについていけなくなったとき、
『パジャマ』を着るんだ!
だが、女の子はどうだろう。
紆余曲折あっての、パジャマだどおもっている。
チル太)
その点、女子ってすげーよな。最後まで『らしさ』たっぷりだもん
これは決して皮肉ではない。
ね、ね、ねぐりじぇ!?パジャマ以外のカタカナとの出会い
チル太は、そもそもファッションに興味がない。
白無地Tシャツに、カーキのチノパン。
いくつかの無地で構成されている、『タンパク』なトウフだ。
異性の悩みは、いつも友人の『エモ子』に聞いて解決することにしている。*2
チル太)
なぁ。エモ子。
この歳ぐらいの女子って、寝るとき何着るんだ??
いつでも直球!になるように心がけている。
曲がったことが、でぇきれぇだからなぁ!!(キャラ守りです)
エモ子)
夏はハーフパンツとTシャツ。冬はスウェットじゃない??
本来のすがたを教えてくれた。彼女もまた、『直球勝負のみ』を望んでいた。
チル太)
この前、街歩いているときにパジャマみたいで、だけどもふわふわで。
昔のエモ子がきてそうなやつ、みかけたんだよ。
それが『ネグリジェ』っていうみたいなんだが、
きたことある??
エモ子)
その店舗って『ジェラピケ』よ。たぶん。
着た事あるよ!
『焼きお』と付き合ってた時にプレゼントでもらったんのさ。
『焼きお』とは、焼き豆腐の『焼きお』である。
彼は日サロとEXILEを愛し、また肩にかかるぐらいの長髪すがた。
いわば『チャラ男』 だ。
その当時、焼きおの好きなタイプにはばらつきがありすぎて、
ちょうど間違った『いけす』にいた、『エモ子』をひっかけ釣りした程度の
付き合いで終わった男だ。
ジェラピケは、パーフェクト装備なんだ
はじめて知るチル太。
ジェラピケ。ドラクエに出てきてもおかしくない、『カタカナ5文字』である。
チル太)
やっぱ、それは焼きおから『きてほしい』ってリクエストがあるの?
エモ子)
ないない。ただ、『きたら変わる』のよ。
なんというか、勝負下着をつけた時ににてるんだけど、
もっと、装備に『なにかスキルをまとわせてる』感覚!
それは、直接的なスキル。いや、魔法だろう。
バラモス、ゾーマと闘うとき。それは『覚悟』が必要だった。
チル太)
それってやっぱり、『あると手放せないもの』なの??
エモ子)
うーん。そう言われると、そうだね!闘いに弾みをつけてくれるというか、
『よしっいくぞ!』って当時はなってたかなぁ。
スクルトは、永遠じゃない。
そんなエモ子も焼きおとは別れている。
そう。その戦いは終わりを迎え、別々の方向に進んだのだ。
チル太)
でも最後にたどりつくのって、『パジャマ』だよなぁ。
チル太のアタマのなかに刻まれてる認識がある。
世帯をもつ大人とは、寝るときに『正装』に着替える
『波平とフネ』
『みさえとひろし』
彼らが教えてくれたこと。それは、
『パジャマ』が終着点ということだ。
【次回予告】
夢中になることって、誰にでもあるだろう。
でも、夢中になりすぎると何がなんだかわからない。
やめちゃったほうが楽なとき。それは必ずある!
次回は、『夢中はすくえるぐらいがちょうど良い』
ぜってぇみてくれよな!
*1:今日のチルった音楽はこちら!
*2:エモ子について→ 【第4話】掛ければだれでもプロになれるヘッドフォン - チルったトウフです!