【0と1の間】素人が動画をつくることになりました。
今日のチルった音楽は注釈からどうぞ。*1
※この記事は約4分で読むことができます。
普段書いているチル太の話とは、隣の世界線にある、ネギ太の話をしよう。
※チル太とは、絹ごし豆腐のことだ。(よかったらみてね!)
梅雨明け、外に出たくない気持ち、居心地の悪いオフィス。
とある昼下がりに、大学時代の友人からLINEが飛んできた。
結婚式予定通りやる予定で、余興のムービー5分くらいを目安に流したい
と思っているんだけど、お願いできる?
返事は一つで十分だった。
大プロジェクトの前に、改めて自己紹介
ネギ太は、とある業界の制作会社で働いている。
小さな企業や個人事業主で構成されている業界で、
ネギ太が働いている会社もその中のひとつ。
息を吹きかけなくても吹き飛ぶと呼ばれるような会社だ。
この業界は完全ジョブ型。大企業や、中堅企業では
ひとつのプロジェクトをチームで請負い、チームでこなしていく。
ネギ太は複数のクライアント先で名刺を持ち、
同時に複数のプロジェクトに参画している。
働き方自由・やりがい満点・ブラック業界に埋もれずに
チル太になりたくて、仕事をこなしているのだ。
得意分野は、映像づくり!ではありません。
余興動画を作ることになったネギ太。
ただ、予定だと10月あたまにやるはずだ。納期がかなり不安だろう。
余興動画の打診がきたのは、新婦からだ。
新婦・新郎ともに大学時代に働いていたバイト先で出会い
ネギ太のいる地元民に愛されて結婚するまでに愛を育んだ。
彼らの婚姻届けの証人として、署名しているぐらいだ。
軽く電話をした後、再度LINEが飛んできた。
今日担当の方に相談したんだけど、担当の方も余興についてお話ししたいとのこと だったから、電話で直接お話しして欲しいと思ってる🥺
こんなにぶん投げ系なのか!と思いながら、ひとまず担当者に連絡をした。
※業界柄ぶん投げ仕事や、提案する仕事が多いため、別に嫌な思いはしていない。
ネギ太)
お世話になります。
【新婦苗字】の余興動画をつくる予定のネギ太と申します。
さわやかな社会人の挨拶代表だ。
電話口)
お電話ありがとうございます!
私が担当の○○です。タマネギ太さんですね!
もっとさわやかだった。よりフレッシュ感を感じさせるテンポの話し方だ。
ネギ太)
『ネギ太』です。そばやうどんに入れる薬味の方です。
よく名前を間違われるが、活舌の問題もあるのかもしれない。。。
担当さん)
失礼しました。ネギ太さんですね!
早々にお電話いただき、ありがとうございます!
動画を作るのが得意と、お話聞いています!!
得意ではない。。。わくわくするだけだ。
仕事を通じてわかる、地元グループの大切さ
もともと人をあつめ何かを作り上げたり、
突拍子もないことをやることが大好きなネギ太。
近年では『やるだけ』から『思い出もカタチに』をテーマに
なるべく映像や、作り物。変わったコンテンツや
タスクの抱え込みをせず、参加者にやってもらうなどを心掛けている。
昔やっていたPCでの作曲活動が、動画の作り方に精通していることに気づき、
映像編集ソフトをいじりだすきっかけになった。
2019年、1台のカメラとPCで叩いたスライド、iPhoneで撮影した素材で
動画をつくった。新郎・新婦の家を会場とし、
フィーチャーすることも考えて作っていた。
その年、地元グループの中で初めてのマンション購入者だったことも重なった
集まった人数は13名。
ネギ太の彼女を除いた12名が大学時代のバイト仲間だ。
※最高6歳離れた世代までまんべんなくいる。
企画から実施にいたるまでで、さまざまな役割が必要になり、
毎回実行委員的な組織をつくり、行っている。
いまでは実施後の作品までつくって、
何度でもあの楽しかった思い出に、みんなで浸っている。
告げられる納期 『あと1ヵ月!!』
ネギ太)
いつまでに納品すればいいですか??
なんとなく心構えはしていた。なんたって10月あたまに挙式するんだ。
担当さん)
結構はやいんですが、、、2週間前までに郵送にて送っていただきたいです。
バッと制作スケジュールの逆算を軽くしたが、倒れてしまうかもしれないと
『心の中の自分』が叫んだ。
ネギ太)
9月の中旬前には納品ってことですね。。。わかりました。
今日はリモートでの作業だった。ちょうどいい。
深呼吸して、すぐにスケジュールを引いた。
かれらの為にも良いものをつくりたい。
果たして体と気持ちが持つか、、、
映像をシナリオからつくることに!
何が良いのか、だれを登場させるべきなのか。
これも業界柄だが、ほとんどの作業がパワーポイントに依存している。
※リモート謎解きでもパワポを使いました。すんごい便利!!笑
台本を見ることはあっても書いたことはほとんどなく、
もっというと、シナリオを書くことははじめてだ。
うーーーん。。。
ー 5分後 -
このままでは、意図していないものができると思ったネギ太。
新郎にどんなものがよいか、だれが出てきたらいいのか、ジャブ打つことにした。
ネギ太)
ほかにも余興頼んでいる人とかいるー??
新郎)
お願いしているのは、ネギ太さんだけです!
男女分けずに、地元メンバー中心に作っていただければと!
新郎はネギ太の一つ下。新婦は同い年だ。
二人とも大学で上京してきた。
本来あるべき余興動画というのは、今までかかわってきた人達が勢ぞろい!
映画版プリキュアや仮面ライダーに近いかたちが好ましいと思われている。
いまでこそリモート時代!出演依頼するのも楽だろう。
ただ!時間が足りない。アポとってミーティングを開いたり、
テイストと違うものにならないようにその度に打ち合わせをやりなおし。
正直これはしんどすぎた。心労がひどくなるだろう。
シナリオがあり、なおかつ地元のキャラクターが出るものを考える事に。
『コナン × MV』 コメディちっくな動画を目指す!
色々考えた末、パワポで叩いてしまったネギ太。
MVを作ったことも、ストーリーのある動画を作ったこともないチル太は
とりあえず想像とシナリオに合わせてなんとなくのマップを作成した。
大変!たいせつにしている指輪が、、、ない!
最初の30秒は、このストーリーの導入を書いた。
結婚指輪(or婚約指輪)をなくし、慌てる新婦。
心のよりどころでもある親友に電話をかけるシーンから始まる。
集まる5人の精鋭!!
地元の名前を冠した謎の人物からの予告状が部屋で発見される。
地元から離れて暮らしている新婦に代わって独断で捜索することに!
頼れる地元民を集結させる。
本当に大丈夫?!チームの関係性!
家に集まったメンバーの紹介シーン。
ここで知らない新郎・新婦の友人にも地元キャラを少し知ってもらう。
*1:今日のチルった音楽はこちら!