チルったトウフです!

チルばっかりの日常がいい!

【第15話】価値を信じたのは、いつも自分だ。

f:id:Chill_Tofu:20200807141500j:plain
ー 第15話 -

今日のチルった音楽は注釈からどうぞ。*1
※この記事は約5分で読むことができます。

この物語の主人公は絹ごしトウフ『チル太』

チル太がちいさな『学力社会』で下された評価はE判定だったが、

逆転の発想で発したギャグ『良い判定』は誰も笑わすことができなかった。

雪虫が教えてくれた初雪から日は経ち、12月

始まったばかりの受験戦争は、佳境に近づいていたっ!

お前今年受験するのか?来年だと思ってたわ

雪国の12月は、さむい。当然だがっ。

それ以上にチル太が通う大豆高校は山のふもとにあるため、なお寒い。

学校までの長い坂は、冬になると氷の膜がはり、

ローファーじゃ登れない、ダンジョンのトラップのようだ。
f:id:Chill_Tofu:20200807125032p:plain

枝豆)
チル太―。最近勉強どう??

オレは受かることしか考えられなくて、寝れねぇよ!

彼は、『枝豆』。同じ普通科のクラスにいるイケイケ男子だ。

部活でもチャラい野郎どもが集まる『サッカー部』に所属し、

ゴールキーパーとして、第一線で戦いつづけたやつだ。

チル太)
それ、どこからきてる根拠なんだよ。

おいらたち、9月から勉強しはじめて苦労の壁にぶつかってないから

なおさらわからないよな。『受からない』ってことがさ

それはきっと、『趣味を初めて間もない人』の心理に近いだろう。

エモ子)
そりゃあそうでしょ!受験は1回だけだよ?

私は一応予備校にも行って勉強しているから、なおさら緊張してるよ。

f:id:Chill_Tofu:20200807125302p:plain

エモ子は思ったよりもちゃんとしていた。

生徒の人生って、なんでも言っていいわけじゃあないよな。

チル太は、職員室の前に立っていた。

チル太)
お味噌くんにいわなきゃなぁ。江戸の大学に行くって。

担任の『お味噌くん』は、英語を担当しており、生徒と仲がよい。

ただ、教えている英語は雑で、色々とうさんくさかったり、

先生としてあるべく姿から逸脱している、面白いひとだ。

お味噌くん)

チル太くん、どうしたんですか?ふぁーい。

彼は、なぜか『ふぁーい』という言葉を発する。

おそらく間合いを取っているんだろう。インサイドボクサーのようだ。

f:id:Chill_Tofu:20200807130037p:plain

チル太)

おいら、江戸の大学に行くことにしました。

行ける大学も探しました。たぶん、ここだと行けるかなって

お味噌くん)

おーっ!思い切りましたねぇ。いいんじゃないですか?江戸!

行けるかどうかは、君次第ですけど、ふぁーい。

哲学を語るようなお味噌くんから、意外にもストレートな返答がかえってきた。

黒豆先生)

それはいいんじゃないか。来年だろ?間に合うんじゃないか?

職員室の配席は、3つの島に分かれており、

お味噌くんと黒豆先生とは、別々の島だったため。3メートル以上離れている。

純粋なチル太は、カチンとしながらも答えた。

チル太)

今年です、黒豆先生。年明けすぐの2月あたまにテストがあります。

黒豆先生は、数学の先生でテニス部の顧問をしている

いわゆる体育会系の教師だ。

黒豆先生)

お前今年受験するのか?来年だと思ってたわ。

そして反射的に、お味噌くんは黒豆先生にちゃんと聞こえる声量で言った。


お味噌くん

他人の人生を、否定するなんてことが
あっちゃいけないんですよね? ふぁーい。

江戸っ子だから、日本語しかわからねぇ!起死回生の一手

チル太が志望校に選んだ大学は、私立大学。

チル太の父)

おまえ、学部に悩んでいるんだったら法学部にいけ。

生きていく上で、日本のどこにいても通用する学問だ。

チル太の父もまた、雪国大学の法学部卒。

チル太の祖父が警察官だったため、父もまた同じ道を歩んだ。

そして、チル太が選んだ私立大学の法学部は、必要科目が『3科目』だった。

チル太)

!?!?!?!?!?!?

まだ終わっちゃいねぇ。。。江戸っ子でありゃ、いまからやっても

国語は間違いなく満点だ!!!

チル太は対話スキルとテストの国語を若干はき違えはしていたが、

3科目のうち、国語に絞った勉強をすることになった。

f:id:Chill_Tofu:20200807132608p:plain

精魂つきた2月中旬。まだ終わらない、いや終われない!

来たるセンター試験前日!

広い男子便所で枝豆と談笑しているとこに、黒豆先生が入ってきた。

黒豆先生)

おまえら、爆発的に集中力があがる方法があるんだが、知ってるか?

枝豆が食いついた。

枝豆)

そんな伝説級ななにかが、この大豆高校にはあるんですか!?!?

そんなわけがない。こんな広い大地のちっぽけな高校に。

黒豆先生)

エナジードリンクだ。

飲んだことないやつは、倍利くぞ。

チル太が食いついてしまった。

チル太)

おいら飲んだことないっす!

テストの何分前ぐらいに飲めばいいんですか??

いままで自分たちを見ていた黒豆先生は一度視線を落とした後、顔を上げた。

黒豆先生)

30分前だ。どんなことがあってもその時間に飲め。厳守しろ。

そして、テストスタート。

冴えまくった頭は、みている問題すべて解けるぐらいの集中力を得る。

チル太と枝豆は、何度も復唱して20分の雪坂を下った。

f:id:Chill_Tofu:20200807151112p:plain

センター試験当日! そのドリンクはすべてを狂わせた

センター試験は雪国にある大学の中でも、有名な大学内で行われた。

2駅にまたがるほど広大な土地にあるため、コンビニも大学からは遠い。

爆裂な集中力を得たい科目は『数学』だ。

そう、チル太は文系なのに数学を選択した。理由は簡単。

チル太

計算できれば解けるだろ?

ー 昼ご飯を済ませ、数学まで30分前 -

(チル太)
結果として、半信半疑ではあるんだよなぁ。でもまぁ縁担ぎだ。

ぐびっぐびっ。

き、き、きもちわるっ!

ー 数学スタート1分前 -

(チル太)
なんだか、からだがぽっぽしてる。。。あーあつい。あたまもあつい。

ー 数学スタート -

かれは、体中が熱くなる感覚が邪魔したが、問題は解けた。

だが、頭に血がめぐりすぎて、集中力を欠き、時間を半分以上あまし、

鼓動の音を感じるだけで、精一杯だった。

数学 100点満点中 50点!

センター試験は見事に大敗した。

いよいよ志望校の試験

チル太は、決まったときにVAN HALENの『Right Now』を聴いていた。

東進の林先生が、今でしょ!で受けている周りを目にして、

ひとり『RIGHT NOW!』をし続けていた。

youtu.be

チル太はどうしても江戸に行きたかったため、2日程分試験をすることにした。

結果としてチル太は各日のテスト両方とも、点数が10点前後足りずに不合格となった。

最後のチャレンジ

実は雪国にある他の大学を受けていた。

それらももちろんE判定ではあったが、なんと合格していた。

画面上に自分の受験番号が入っていないと思いながらみていた。

ヤフーニュースの記事を見る感覚に近かった。

f:id:Chill_Tofu:20200807153430p:plain

合格しか想像できないと言っていたチル太。

そこにはほかにも理由があったんだ。

みつ子)

ねぇ。チル太。もしかして、江戸の大学にいったりしない、、よね??

※みつ子は、当時の彼女だ。

それは、まだ進路を決める前の頃だった。

当時、音楽の話で仲良くなった他校の友達と大学進学について語っていた。

しょうが

チル太がすきな音楽は、きっと江戸にあるんだよ!
江戸は広くて、いろんな人がいるんだ。
きっとそこで、好きな音楽ができるんだよ!

チル太は、その日、江戸に行くことを決意した。

チル太)

どうしたの、急に。  少し考えてたりするよ。

でもまぁ、いまから勉強したって入れるかどうかわからないしなぁ。

その時は気軽な心持ちだった。

みつ子)

江戸にいっちゃ嫌だよ。。。きっと受かっちゃうよ。。

みつ子は急に泣き始めた。

みつ子)

昨日の夢で、チル太が江戸の大学に受かってたの。
もしかしたらっておもってさ。。。

そんなまさか、とは思ったが、このインスピレーション

間違いはないんじゃないかと思った。

2月中旬 不合格

その後チル太は、絶望する間もなく、勉強を再開した。

3月の最終試験に向けて。

だが3月のあたまに、1通の通知が大学から送られてきた。

追加合格

こうしてチル太は、終わらない受験戦争を終わらずに終了したのだ。

受験が終わったいまもなお

まだ受験戦争に駆り出されているような気がするのだ。

次回予告

大豆畑時代に過ごした雪国から『江戸』へ!

新たな冒険の一歩を踏み出せたチル太。

大豆畑~江戸までのはなしは3部構成でお届けしています!

次もぜってぇみてくれよなっ!

youtu.be

*1:今日のチルった音楽はこちら!

【番外編】完全主観!酔いどれの日々をもとめて

f:id:Chill_Tofu:20200805174825j:plain
ー 番外編 -

今日のチルった音楽は注釈からどうぞ。*1
※この記事は約4分で読むことができます。

普段書いているチル太の話とは、隣の世界線にある
ネギ太の話をしよう。

※チル太とは、絹ごし豆腐のことだ。(よかったらみてね!)

飲み方ってのは、人格の次に否定しちゃいけなんだ!

ネギ太は、ウィスキーの水割りを飲むのがすきだ。

日本でつくられたウィスキーは、水で割ってもおいしいよね!

なんて肯定的なことがほとんどだ。

おそらくそれは、若者にも『焼酎水割り』がおいしいと思われているからだ。

焼酎の水割りを飲む取っ掛かりは、街中にあふれている。

f:id:Chill_Tofu:20200806231958p:plain

ここに水とウィスキーがあります。あなたはどのように飲みますか?

バーに通うようなジェントルマンであれば、こう答えるだろう。

ストレートで口に含んで、味わう。
そのあと、チェイサーとして水を頂くよ。

40代男性・中間管理職のすこしスマートな彼はこう答えるだろう。

ロックアイスを追加でもらって、ロックで飲むかな。

そしてネギ太はこう答える

ウィスキーと水、どちらも入るグラスをもらって、水割りとしてのむね!

ふたりはチル太を二度見して、手元にあるナッツを口にふくんだ。


ネギ太

ナッツに塩味が少ないので、塩もらってもいいですか??

f:id:Chill_Tofu:20200806232114p:plain

人はお酒の意味を知らない

ネギ太はふと思った。

お酒ってなんで飲むんだろうか。

わからずに毎晩キンキンのウィスキーにソーダを注いでいた。

ネギ太

ソーダにカットレモンを入れる日。それは『特別な日』なのだ!

だが、なぜそのお酒を飲む日は『特別』になるんだろうか。

おそらくその『少しの手間とコスト』をかけることが、

『特別な日』には必要なんだと思う。

『少しの手間+コスト』=『特別な日』

この式は、中学生のときにならったであろう『三段論法』だ。

右辺・左辺のどちらかと、他の式を使ってそれを論じようとしているのだ。


ネギ太

うーん。なんだかわからなくなりそうだから、グーグル先生にきいてみよう。

f:id:Chill_Tofu:20200806232219p:plain

彼は、カップルがつくりだす『特別な日』に襲われて帰らぬひととなった。

そして、この問題三段論法では解けない難問として、都会のほこりになった。

これで酔える日がいい!!大好きなウィスキー5選!

ネギ太は、同世代の中ではお酒が飲めるほうである。

大学生の頃からガバガバ飲んではぶっ倒れ、

お酒におぼれている毎日が大好きである。

毎年大きなお酒のトラブルを引き起こし、年々ひどさを
更新しているのだっ!

お酒のトラブルは今度、記事として書かせていただく!(笑)
ちなみにこんなかんじです。

  • 1年前)出向時代の上司とその会社の人たちと飲み、上司に説教
  • 2年前)従兄弟の家に単身で乗り込み、飲みすぎて同い年のいとこを口説く
  • 3年前)上司と飲み、失踪
  • 4年前)その日仲良くなった女の子にずつきし、失踪

基本的に帰巣(きそう)本能が強く、
失踪するのが得意なのだ。

f:id:Chill_Tofu:20200806232401p:plain

ここでいきなりタイトル回収しますっ!!

ここから下は、好きな安ウィスキーについて語ります!

第5位 ジャック・ダニエル ブラック


そう。戸惑っただろう。『お前、ウィスキー知らないな』と。

そう。好きだけれども、いろんなことをごっちゃまぜにして好きなんだ。

ジャック・ダニエルはテネシーウィスキー』に分類され

ウィスキー初心者でも飲みやすい,甘めで少しバナナ?っぽい香りがする。

色は、すこし濃いめでカエデの木炭によって色づけられているそうだ。

高校時代に買って読んでは笑っていた『スラッシュ自伝』にも載っている

スラッシュ愛飲のドリンクだ。

※スラッシュとは、Guns N' Rosesのリードギターだ。
 低く構えたレスポールと、シルクハットにじゃらじゃら鎖が印象的だ。

第4位 ブラックニッカ ディープブレンド

大学生の飲み会を想起してしまう、ブラックニッカだが、
これは段違い。

どんな味かって言われるとなんとも言い難いが、いくら飲んでも飽きない味だ。

特に水割りで飲んでいるときの、スムースで静かに酔える。

お酒はおとなの飲み物だと、認識させられるほどだ。

きっかけはYoutubeだ。バーテンダーだった彼が紹介している動画をみていて、

手が届く価格帯でもあったため、購入してみたのだ。

ほとんど毎日晩酌をするのだが、7割はディープブレンドを飲んでいる。

庶民の味方でありながら、頼もしい『おとなの飲み物』だ。

※オールディーおじさま方は『大人』と書く。

第3位 フロム・ザ・バレル

中央区人形町には、ドラムを自由に叩いてよいバーがある。

よく昔の上司に誘われてはカラオケをうたいながら、

マスターのドラム演奏とのコラボを楽しんだ。

ちなみにマスターはドラムが下手である。。。言わないけど、、、

マスターがつくるハイボールは、このフロム・ザ・バレルで作られている。

水のように飲めてしまう不思議な感覚を味わえるのだ。

シンプルなデザインが素敵で、ボトルを置くだけで

一瞬にしておしゃれな空間に変わるほどだ。

おいている店も少ないため、ネットでポチるのが最適だ。

※ネギ太の最寄り駅すぐのスーパーには置いてあります。

第2位 ウイスキーオールド

愛称はだるま。大学生のころは、三ツ矢サイダーをいれて飲んでました。

三ツ矢の甘さを包み込む『だるま』は、最高の組み合わせ。

『これだけ飲んで死んでもよい』と、

ネギ太がつくる三ツ矢割りを飲んで語ったセンパイは数知れず

はじめて『水割り』で飲んだのも、だるまでした。

その日の、その人に寄り添ってくれる、人オモイなウィスキーです。

歳を重ねるにつれて、語りかけてくれる内容が変わっているように感じる

ウィスキーです。

第1位 ラフロイグ

そして!!!ネギ太が選ぶ今年みなさんに飲んでもらいウィスキーはこれ!!

ラフロイグ

大学時代のバイト先のお客さんから教えてもらったウィスキー。

『ウィスキー好きなら飲んでみた方がいいよ!』と言われ、教えてもらったが、

おそらく大学生をからかう意味も含めて、おすすめされたんだろう。

はじめて飲んだのは、かっこつけて先輩と入ったレコードバーだ。

大好きなVAN HALENの『When It's Love』をかけてもらった。

その後、VAN HALENの東京ドーム公演が決まり、その先輩とライブに行った。

今では餃子酒場でチェーン展開している『ダンダダン酒場』でも

このラフロイグを頼むことができるのだ!

つまるところどんな飲み方も人それぞれ

ネギ太の仕事柄、一つのプロジェクトに関わる人tの距離感が近すぎるため、

人格を否定してしまうほど、感情的になって物をいう人が多い。

体育会系気質が若干抜けない業種のためか、まだまだそれは改善されないが、

一歩立ち止まってほしい。

ネギ太

あんたの好きな酒を否定されたらどうだ?

youtu.be

*1:今日のチルった音楽はこちら!

【第14話】E判定は、良い判定

f:id:Chill_Tofu:20200805155734j:plain
ー 第14話 -

今日のチルった音楽は注釈からどうぞ。*1
※この記事は約3分で読むことができます。

この物語の主人公は絹ごしトウフ『チル太』

彼の大豆畑時代は、トウフとは思えないほど華やかで、

青春ドラマをみているようなものだった。

青春を謳歌し、周りの異変に気が付き始めたのは、9月

気付くのが、、、遅すぎた。

だから、チル太は、気づくことをやめたのだ。

これが都会の青春。なんだ。

彼は気が付いた。これが、『都会なんだ』と。

大豆高校に入るまで、彼は雪国の中でも田舎のほうで育った。

『50万ドルの夜景』で知られるその街は、

『石を投げれば親戚にあたる』と言われるほど、

住んでいる人たちの距離感が近いのだ。

f:id:Chill_Tofu:20200805214001p:plain

雪国の中心地に引っ越し、晴れて『大豆高校』に入学した。

大豆高校1年生。トウフのチル太。

今の今まで、付き合いの友人。いや、親友になるとは思わなかった

人物と出会う。『エモ子』だ。

エモ子との出会いは、駅前のドーナツ屋

チル太が飲めないコーヒーを飲む二人に出会った。

それが、『エモ子』『ハチ子』だ。


ハチ子は、いわゆる美少女で、少し冷めた笑いを好んだ。

振り向いてもらうために、すべての学内行事に参加することとなった。

f:id:Chill_Tofu:20200805214557p:plain

ー そして気が付けば1年がたった -

チル太の関心は、いつのまにかハチ子から遠のき、

エモ子から紹介され、自然と仲良くなった『みつ子』と付き合うことになった。

みつ子は、隣の大豆高校より少し学力が上の高校に通う子だ。

チル太は、みつ子に見せたいがために、意味合いは変われど、

毎年すべての学内行事に全力を注ぐことになった。

f:id:Chill_Tofu:20200805215026p:plain

3年生。それは、どの学年よりも長くこの学校にいることだ。

大豆高校は、特進コースを設けていることからわかるように、

『自称進学校だった。

行事もすくなく、校則もみつ子が通う高校よりかは、はるかに厳しかった。

ー 7月 学園祭 ー

  • クラスでのグループダンス大会
  • クラスでつくる垂れ幕
  • クラスで運営する、展示・模擬店
  • 有志による、バンド大会
  • 学校の中庭で行われる、有志での3on3

ー 9月 球技大会 -

  • クラスでの各種球技の大会

すべてのコンテンツで1位になることを目指し、1年のすべてを使っていたのだ。

f:id:Chill_Tofu:20200805215725p:plain

終わらない学内行事に打ち込むチル太

チル太は、高校生活のすべてを2つの学内行事に集中した生活を送っていた。

結果として、3年間。

彼は、大豆高校の『頂き』を目指し努力したが、何一つとどかなかった。

そして、学内行事が終わったとき、ハッとさせられた。

(チル太)

おいら、、、ここ卒業したらどうするんだ?!

そう、彼は大学進学を軽んじすぎていたため、ほかと年齢は変わらなかったが

『先を見通す能力』に大きすぎるほどの差があったのだ。

学内行事が終われば、怒涛の模試RUSH!!

終わらない模試RUSH!!


彼が大学進学に目を向けた時。それは9月だ。

どの大学が自分にあっているか、偏差値として今からでも届くのか。

それすらも分からないチル太は、なんとなく友人が志望する大学を

これまた、なんとなく志望することになる。

f:id:Chill_Tofu:20200805221711p:plain

変わらないE判定と、その意味を変える『良い』判定

9月の終わりから始まった彼の受験戦争は、

かれの気持ちに比例することなく、点数は伸び悩んでいた。

なぁ、エモ子。おいら、なんとなく受かると思ってるんだよなぁ。
なんでかはわからないんだけど、
受からないビジョンが見えないんだよ。

能天気な学生だ。どこの昼下がりにもいるだろう。

でもチル太、あんたE判定でしょ??
どういう意味かわかる??
『受からないからあきらめなさい』ってことだよ。

E判定は、査定テストの点数を基準として、それを用いた場合、

合格率20%以下を指している。

でも20%ぐらいはあるんだろ??気持ちの問題じゃないか?
E判定は、『良い』判定。ってな。

このギャグを10月以降、受験が終わるまで言い続けたが、
誰一人笑ってはくれなかった。

合格を信じていたのは、『チル太だけ』だったのだ。

『次回予告』

チル太の大学進学は想像できないものだった!

だが、先にわさびさんが出ていることから、、、

おそらく進学できるのであろう!?!?

次もぜってぇみてくれよな!

youtu.be

*1:今日のチルった音楽はこちら!